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日立の音楽堂
2018.05.01
音楽堂の下地工事が進んでいます。
通常木造の壁というのは、15cm程度の厚みなのですが、今回のリスニングルームの壁はなんと倍以上の「350mm」!!
一体なぜそんなに厚みかというと・・
写真のように7.5cmもある下地が交差するように二重に設置され、そこに32kgの密度の高い断熱材が設置されるんです。
ちなみに住宅ですと、16kgや24kgが今は使われることが多いですね。
32kgになると硬いので、自立出来るくらいになっていきます。
このようにびっちり断熱材をいれることで、程よい吸音効果がえられる壁面が作られます。
ちなみに壁が銀色になっているのは、近くの工場からの電波防止ように設置された、電磁波シールド付きの石膏ボードのためです。
外部は下地のサイディングが張られ、吹付工事を待つばかりです。