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こちらの現場では、外壁に「焼杉」を使用しています。

御施主様の強いご希望により、採用した焼杉です。
表面の炭化層が保護層となり、通常の杉よりモチが良い、とのことです。
なにより、この独特の黒さと素材感が男心をくすぐります...。

見た通り「炭化」していますので、触ると手が黒く汚れます。
お子様やお年寄りが触れる場所や、洗濯物を干す場所には向かない材料です。
そのあたりを充分に理解した上で使わないと後悔にもつながりそうです。


実際に焼いてみました。
杉板を三角に組み、火のついた新聞紙を下から入れて煙突効果で焼きます。
が、しかし、これがなかなか難しい...。
何回か試してみましたが、焼きムラがうまく調整できないため、断念。
結局、ガスバーナーで焼きました。

実際に張ってもらいました。
一気に締まった印象になりました。

外壁の選択肢はたくさんありますが、それぞれの長所・短所を理解した上で選んでみてください。